リメイク版「サスペリア」が始動!「スモーキング・ハイ」監督で来年撮影
2009年9月10日 12:00
[映画.com ニュース] かねてから噂されていた、イタリアンホラーの金字塔、ダリオ・アルジェント監督の「サスペリア」(77)のリメイク版が本格的に始動することになりそうだ。
ベネチア国際映画祭に出席中のイタリアのルカ・グアダニーノ監督が、米バラエティ誌のインタビューに答えて明かしたもので、同監督の製作会社ファースト・サンがプロデュースを手がけ、2010年の撮影を予定しているという。
リメイク版のメガホンを取るのは、「スモーキング・ハイ」(08)のデビッド・ゴードン・グリーン監督。同作のようなコメディ路線でヒットを飛ばす一方で、「スノー・エンジェル」(07)、「アンダートウ/決死の逃亡」(04)などのドラマでも高く評価されている注目の若手監督だ。
オリジナル版同様、リメイク版もドイツのバレエ学校に入学したニューヨーク出身の少女が遭遇する恐怖が描かれる。撮影はヨーロッパで行われ、台詞は英語になるとのこと。なお、主役の候補としてナタリー・ポートマンの名前が挙がったことがあったが、それについては確認されていない。ただ、グリーン監督が現在製作中の中世を舞台にしたコメディ「ユア・ハイネス(Your Highness)」の主演がポートマンということもあり、可能性はありそうだ。