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草なぎ剛、「僕自身も勉強になりました」と反省。「BALLAD」初日

2009年9月7日 12:00

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新垣の恋の的を射止めるのは難しいようで
新垣の恋の的を射止めるのは難しいようで

[映画.com ニュース] 数々の映画賞に輝いた02年の「劇場版 クレヨンしんちゃん/嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」(原恵一監督・脚本、臼井儀人原作)を原案に、「ALWAYS 三丁目の夕日」の山崎貴監督が実写でリメイクした映画「BALLAD/名もなき恋のうた」の初日舞台挨拶が9月5日、東京・有楽町のTOHOシネマズスカラ座で行われ、山崎監督をはじめ、主演の草なぎ剛新垣結衣大沢たかおらが登壇した。

本作は戦国時代を舞台に、小国の姫君・廉姫(新垣)と、一介の侍大将である井尻又兵衛(草なぎ)との身分違いの悲恋と、現代からタイムスリップして現れる少年・川上真一(武井証・子役)の大冒険を織り交ぜて描いたスペクタクル時代劇。

主演を務めた草なぎは、「男らしく廉姫を思う気持ち、そして仲間を思う気持ちをどういう風に考えれば(自分が)又兵衛になれるかなとずっと自問自答していました」と役作りについてコメント。愛する人のため、命をかける又兵衛を演じたことで、「人を大切に思う気持ちってこういうことなのかなと少し分かったし、僕自身も勉強になりました」と、大騒動となった逮捕劇以来初めての主演映画初日に、晴れやかな表情を浮かべていた。

一方、廉姫役の新垣は「廉姫は私自身が憧れる女性像に近い。今回演じて、日本ならではの女性らしさを勉強できたなと思いましたし、今は、一瞬一瞬を大切にしようと思ったりもしましたね」とこちらも役柄を通して、学んだ点が多かった様子。

また、本作のキャンペーンに初登場となった大沢は、クライマックスに描かれる槍を使った殺陣を振り返り、「形にとらわれず、気持ちをぶつけ合った」と語り、その相手を務めた草なぎも「とにかくぶつかりにいきましたね。甲冑が壊れる勢いでしたが、監督が長回しにこだわっていまして、2人とも無理を承知で(笑)。小さい男だと思われたくないんで、グチは言ってないですよ」と撮影の苦労をコメントした。

舞台挨拶の途中で、新垣が持つ大きな的を目がけて、草なぎが矢を投げてヒット祈願する場面もあったが、最初は吸盤のついた矢がなかなか的を射とめず四苦八苦。ファンからの声援を受け、草なぎはやっとの思いで成功させていた。

BALLAD/名もなき恋のうた」は大ヒット公開中。

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