市川雷蔵没後40年の特集上映で100本連続上映。ギネス申請も!
2009年9月7日 12:00
[映画.com ニュース] 歌舞伎界から映画俳優となった八代目・市川雷蔵がガンにより37歳の若さで夭折したのは、1969年7月17日のこと。今年が彼の没後40周年にあたる。
勝新太郎とともに大映の二枚看板(「カツライス」と呼ばれた)として活躍した雷蔵は、昭和を代表する銀幕のスターとして、溝口健二、市川崑、三隅研次といった日本映画界を代表する大監督たちと数々の名作を生み出した。その雷蔵の全159本のフィルモグラフィーの中から出演作100本を厳選。今年10月から来年1月まで連続上映され、角川シネマ新宿を皮切りに全国で順次公開されるのが、「没後40年特別企画 大雷蔵祭」だ。
その100本には、「眠狂四郎」全12作品、「陸軍中野学校」全5作品、「大菩薩峠」3部作の全作品はもちろん、「忍びの者」や「ある殺し屋」といったシリーズものから、「新・平家物語」や「炎上」や「ぼんち」のような文芸映画、さらに「初春狸御殿」のようなシネオペレッタまで揃っている。着流しの似合う時代劇からスーツ姿がダンディな現代劇まで、セクシーに演じてしまう不世出のスター、雷蔵の魅力があふれ出るラインナップとなっている。
また、単独俳優の特集上映としては上映本数が「世界最大級の規模」であることから、雷蔵の誕生日である8月29日の前日28日に、角川映画宣伝部はギネス世界記録に正式申請したそうだ。
100本の作品の詳細な解説は、間もなく設置されるだろう公式サイトを参照のこと。市川雷蔵の魅力をまだ知らない映画ファンに、なるべく多くの作品を見てもらいたい。
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