ピクサー、水面下で恐竜アニメ映画を製作中?特典映像から情報漏れ
2009年9月3日 12:00

[映画.com ニュース] 思わぬ形で、ピクサー・スタジオのマル秘事項が流出した。ピクサー・アニメ「カールじいさんの空飛ぶ家」(12月5日日本公開)のDVD特典映像と思われるメイキング映像の中の、キャラクター模型担当の彫刻家グレッグ・ダイクストラ(「Mr.インクレディブル」「レミーのおいしいレストラン」も担当)へのインタビューで、彼の背後に映し出されたオフィスの壁に、「少年と恐竜のキャラクター模型」の写真やコンセプトアートが掲げられていたのだ。「ピクサーが恐竜アニメを作る?」と全米の映画サイトが一斉に報じたのは言うまでもない。
ピクサーのストーリー担当スーパーバイザー、ロニー・デル・カーメンがすぐさま対応。ツイッターを通じ、それらのキャラクターが登場する映画が製作されている事実を認めた。「作っているが、(詳しくは)言えない。『トイ・ストーリー3』とはまったく関係がないものだ」とコメントした。
ピクサー・アニメの今後のラインナップは、3年先までビッシリだ。トム・ハンクス&ティム・アレンが帰ってくる「トイ・ストーリー3」が2010年6月公開。「カーズ2」が2011年6月公開。弓の名人になりたいと夢見る王女を描くフェアリーテールで、リース・ウィザースプーン&エマ・トンプソンが主演する「The Bear And The Bow」が2011年12月公開。2匹のイモリによるロマコメ・アニメ「Newt」が2012年6月公開。さらに、ブラッド・バード監督(「Mr.インクレディブル」)が1906年のサンフランシスコ大地震を描くピクサー初の実写映画「1906」も控えている。
7月初旬、オースティン・マディソンというピクサーのアニメーターは自らのブログで、恐竜好きのグループと米サウスダコタ州の恐竜の遺跡を訪ねたと報告している。そのメンバーには前述のダイクストラもいたようだ。彼はキャラクター模型を作るために、「レミーのおいしいレストラン」ではパリへ、「カールじいさんの空飛ぶ家」では南米へ旅行してリサーチしている。サウスダコタ旅行の目的は、恐竜のリサーチのようだ。
長編アニメなのか、短編アニメなのかは定かではないが、ピクサーが恐竜アニメのプロジェクトを秘かに進めているのはまず間違いなさそうだ。

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