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ジョニー・デップ、テリー・ギリアム監督「ドン・キホーテ」への再出演はなし

2009年8月7日 12:00

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デップ降板でギリアム監督が窮地に
デップ降板でギリアム監督が窮地に

[映画.com ニュース] 奇才テリー・ギリアム監督が長年暖め続けている、セルバンテスの古典小説「ドン・キホーテ」の映画化プロジェクト、「ドン・キホーテを殺した男(The Man Who Killed Don Quixote)」。すでに、いわくつきのこの作品の撮影に来年再び挑戦することを表明している同監督が、このほど英インディペンデント紙のインタビューに答え、当初からキャスティングされていたジョニー・デップの再出演がないことを正式に認めた。

本作は、そもそも2000年に一度クランクインしている。しかし、スペイン・マドリード近郊の砂漠で行われた撮影は、NATOの軍事訓練による騒音被害や大洪水に見舞われ、おまけにドン・キホーテ役の俳優ジャン・ロシュフォールが腰痛を悪化させ乗馬できなくなるなど災難が重なり、クランクインわずか5日後に製作を断念。その顛末は、ドキュメンタリー映画「ロスト・イン・ラ・マンチャ」(02)にも描かれた。

デップは、彼のために作られたというキャラクター、中世にタイムトラベルする現代のCMプロデューサー役で初期段階からこの企画に関わっていたが、今回の再撮影には、スケジュール上の都合でどうしても参加できないことになったようだ。デップは来年、「パイレーツ・オブ・カリビアン4」と「ローン・レンジャー」、さらにティム・バートン監督と再び組む「ダーク・シャドウズ」という大作3本の撮影予定を抱えている。

ギリアム監督としても、デップの再出演はなんとしても叶えたいところだったに違いないが、「とにかく、来年『ドン・キホーテ』を撮影したいんだ」と、それだけは譲れない様子。「ジョニーは、来年は都合がつかないと言ったが、私の方もそう先が長くないことは彼も分かっている。それなら、さっさとこの企画に着手したほうがいいということでお互いに合意したよ」

本作については、すでに脚本は完成し、現在はキャスティングと資金調達の真っ最中とのことだ。今度こそ、ギリアム監督がこの映画を完成させることを祈りたい。

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