江口洋介「入院で病院見学しました」。ドラマ「救命病棟24時」会見
2009年8月4日 11:37
[映画.com ニュース] フジテレビ系で8月11日からスタートするドラマ「救命病棟24時」の発表会見が3日、都内の同局で行われた。6月にバイク事故で重傷を負った主演の江口洋介も元気な姿を見せ、「実際に病院に入って見学してきました!?」と笑わせた。
救急の現場を舞台に、江口演じる天才外科医・進藤一生ら救命医と患者たちの交流を描く人気ドラマのシリーズ第4弾。当初は7月スタート予定だったが、江口の怪我で1カ月延期。急遽、松嶋菜々子演じる女性救命医・小島楓を中心にした特別版を4週間放送した。
「大変お騒がせしました」と挨拶した江口は、「(復帰は)先生方さまさまです」と担当の医師らに感謝。「(患者も医師と)きちんと受け答えをしないと不安。そんな患者の立場を感じました」と経験を演技に生かしたいと話した。
99年の第1シリーズ開始から10年。松嶋は、シリーズごとに成長してきた役どころと自身を重ね、「(小島)楓にとっても、私にとってもかけがえのない10年間です」と感慨深げ。「命を扱う題材だけに、変わらず誠実にやっていきます」と意気込んだ。
今シリーズのテーマは「救命救急の崩壊」。現実主義の医局長を演じるユースケ・サンタマリアや新人看護師役の北乃きいらが新キャストも加わり、木村多江演じる看護師は第2シリーズ以来の再登場。ユースケは「全身打撲で複雑骨折の患者役じゃなくてよかった」とボケ倒し、早くもムードメーカーぶりをみせた。
「救命病棟24時」は、フジテレビ系で8月11日より毎週火曜夜9時放送(初回15分拡大)。主題歌はDREAMS COME TRUE feat.FUZZY CONTROLの「その先へ」。
なお会見当日は、開催中のフジテレビ夏のイベント「お台場合衆国」に合わせ、「救命病棟24時」夏の大感謝祭として、過去に放送されたスペシャルドラマ3本を無料上映。先着150名には、番組オリジナルの携帯体脂肪計がプレゼントされた。(映画.com×文化通信.com)