IMAX版「ハリポタ」が好調。「クリスマス・キャロル」も上映決定
2009年7月27日 12:00
[映画.com ニュース] 6月に109シネマズの3つの劇場(川崎・菖蒲・箕面)にオープンしたIMAXデジタルシアターにて、オープニング第1弾作品「トランスフォーマー/リベンジ」に続いて7月15日から公開された「ハリー・ポッターと謎のプリンス」が、好調な成績を記録している。
IMAXデジタルシアターでは通常版とは異なり、冒頭の12分間が専用メガネをかけて見ることで飛び出す3D映像に加工されている。加えてIMAXならではのクリアな映像とサウンドが好評で、109シネマズ川崎のIMAXデジタルシアターでは、初日の興行収入が全国の「ハリポタ」上映劇場でトップを記録。公開後6日間(7月15日~20日)の成績でも、川崎、菖蒲、箕面の3館合計で動員1万3745人、興収2832万9800円を記録。「ハリー・ポッターと謎のプリンス」は全国860スクリーンで封切られ、3スクリーンにおけるIMAXデジタルシアターの観客動員ではわずか0.3%のシェアに過ぎないが、興行収入では全体の1.3%を売り上げている。
そんなIMAXデジタルシアターで、11月14日からロバート・ゼメキス監督の最新作「Disney's クリスマス・キャロル」のIMAX 3D版が上映されることが決まった。チャールズ・ディケンズの名作をジム・キャリー主演で映画化する本作は、ゼメキス監督がこれまでに手がけた「ベオウルフ/呪われた勇者」「ポーラー・エクスプレス」と同じく、俳優の演技をデジタル化して取り込む「パフォーマンス・キャプチャー」技術で製作されているファンタジー。3Dを前提として製作されている作品であり、IMAXデジタルシアターであれば、より美しい3D映像が楽しめるはずだ。