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レザーを纏った非草食系コンビに聞く、男の生き様。「イサム・カタヤマ」

2009年7月24日 12:00

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ブランドに懸ける片山の想いに満ちた作品
ブランドに懸ける片山の想いに満ちた作品

[映画.com ニュース] 世界を拠点に最高品質のレザーウェアを生み出し続けるブランド「BACKLASH」のオーナー兼デザイナー、片山勇のドキュメンタリー「イサム・カタヤマ=アルチザナル・ライフ」が7月25日から公開となる。これまでミュージシャンに迫ったドキュメンタリー映画を数多く手がけてきた牧野耕一監督が、メディアへの露出を嫌うカリスマデザイナー、片山を口説き落とし2年の歳月をかけて追いかけた。以前から友人同士という2人に話を聞いた。

片山は、「今年憧れていた親父の歳を越える。この映画を撮影したおかげで、死んだ親父にちょっと近づけたかなって思う。マッキー(監督)と一緒に2年近く共に暮らし撮影をするなかで生き方が変わり、自分自身が変化していくことが出来た。年齢、考え方、職種も違うけど、男として共感できる部分は多い」と語る。

さまざまなカラーフィルターを通した色彩が印象的だが、撮影も自身で手がける牧野監督の映像論はこうだ。「好きな先輩を撮る、ということに関してそのままの色味で撮影することは手抜きだと感じる。気分が落ちていたらブルーにしちゃうし、いい日だな、って思ったらゴールデンアンバー(黄金色)で。色は重要な演出的要素だけど僕が撮る映画のルールは、人生そのものがストーリーに満ち溢れた人の横にいること。その人が一番撮られたくない嫌な表情もいい感じで撮る自信がある」

各方面で絶大なる信頼を築いてきた片山は、会話が最も重要なコミュニケーションだと考える。「とにかく、初めて会った人には自慢話を聞かせてくれって言う。笑顔でそいつの自慢話が聞けたらゴキゲンだし、俺も頑張ろうかなって思える。『みんなで上がっていこうね!』って。俺も36歳まで飯が食えなかったけど、自分を信じてここまでやってきた。まだまだ途上だけど……」

そんな片山に静かなリスペクトを抱く監督が、片山を一言で表すとどうなのだろうか。「絶対に超えられない存在。このままそういう存在で居続けてほしい。人間として上とか下とかっていうのはあってはならないけど、一生かかっても無理だなっていう。それが片山さん」


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