常盤貴子「夢をありがとう」とM・ジャクソンへの思いを短冊に
2009年7月2日 12:00
[映画.com ニュース] 常盤貴子が主演する映画「引き出しの中のラブレター」(10月公開)の製作報告会見が7月1日、東京・信濃町の明治記念館で行われた。約1週間後に迫った七夕にちなみ、出席者は全員浴衣姿で、それぞれの願いや素直な気持ちを短冊に書いて笹に飾った。
常盤が短冊に書いたのは「夢をありがとう」。先月25日に亡くなったマイケル・ジャクソンへの思いを綴ったもので、「特に私たちの世代は、気持ちを高めてもらった人が多いと思う。私も楽しい気持ちにたくさんさせてもらった」と、亡きスターへの思いを語った。一方、自身のブログで激太りを告白して話題となっているオセロの中島知子が、「これ以上増えませんように」との短冊を掲げ会場は笑いに包まれたが、中島は「実家の畑を荒らすイノシシやサルがこれ以上増えないようにということです」と説明した。
「引き出しの中のラブレター」は、絶縁状態だった父親を亡くしたラジオパーソナリティーの真生(常盤)が、引き出しの中にしまったままだった父親からの手紙をきっかけに、「伝えられなかった想いを伝える」番組を企画。その番組を通して、多くの人々の人生を変えていく様子を描くヒューマンドラマ。
「本当に伝えたいことは、あえて手紙にすることが多い」と語る常盤は、「私を含めた登場人物全てが主役。見た人がそれぞれの役に自分を投影して見られると思うし、温かい気持ちになれると思います」と、映画をアピールした。会見にはほかに、共演の林遣都、八千草薫、豊原功補、岩尾望(フットボールアワー)、三城真一監督が出席した。