今度は合体変身！シリーズ初のダブル主演「仮面ライダーW」会見

「仮面ライダーW」は、放送中の「仮面ライダーディケイド」に続く「平成仮面ライダー」シリーズの11作目。今作最大のポイントは、シリーズ初の“ダブル主演”ということで、性格の違う2人の探偵が1人の仮面ライダーに合体変身し怪事件に立ち向かう。この主演に、2000人を超す候補者の中から、桐山漣と菅田将暉が選ばれた。

桐山は「子供の頃からライダーになるのが夢だったので、夢が叶ってとてもうれしいです」と目を輝かせ、菅田は「なれると思っていなくて、信じられなくて夢のようだったけれど、今日やっと実感できた」と喜びのコメント。また、主演に決まったときの心境を、桐山が「うれしすぎてその場で泣いてしまった」、菅田は「逆に申し訳ないなって思ったりもした」と対照的に答え、劇中同様に異なる性格をのぞかせた。

さらに、こちらも念願のヒロイン役を射止めた山本ひかるは「私の役を通して、物語の中にいるような気分になってほしい」と笑顔をふりまいた。敵組織のゴッドファーザー役には寺田農が扮する。主題歌は“上木彩矢wTAKUYA”の「W-B-X」。

今年10周年を迎えた「平成仮面ライダー」シリーズは“10周年プロジェクト”が進行中で、「仮面ライダーW」はその総決算となる“秋の陣”にあたる作品。新ライダーは、“夏の陣”として8月8日から公開の映画「仮面ライダーディケイド　オールライダー対大ショッカー」に早くも登場する。（映画.com×文化通信.com）