ガン克服の自転車選手、ランス・アームストロングの伝記映画が始動!
2009年6月12日 12:00
[映画.com ニュース] ガン闘病の末にツール・ド・フランス7連覇の偉業を成し遂げた自転車選手、ランス・アームストロングの伝記映画がいよいよ始動することになりそうだ。
米ハリウッド・レポーター誌によると、コロンビア・ピクチャーズと、スピルバーグ監督作品で知られる大物プロデューサー、フランク・マーシャルが数年前から準備中だったアームストロングの伝記映画の脚本家として、「シービスケット」の監督・脚本を手がけたゲイリー・ロスが起用されたことが明らかになった。
本作は、アームストロングの自伝「ただマイヨ・ジョーヌのためでなく」(講談社刊)を映画化するもの。自転車選手として前途洋々だった96年、25歳で睾丸ガンを発病するも、苦しい闘病生活の末、99年に自転車レースの最高峰ツール・ド・フランスで個人総合優勝を果たして奇跡の復活。さらに、前人未踏の7連覇を達成したアームストロングの半生を描く。
アームストロングは、05年にいったんは引退したが、今年また現役に復帰。ツール・ド・フランス8連覇に挑むことを表明しており、動きのなかった映画企画もここにきて急ピッチで動きだしたようだ。
キャスティングは発表になっていないが、以前はアームストロング役としてマット・デイモンの名が挙がっていた。