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「スラムドッグ」ダニー・ボイル監督が、再びインドで映画製作へ

2009年6月8日 12:00

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「スラムドッグ」でインドに魅せられた?
「スラムドッグ」でインドに魅せられた?

[映画.com ニュース] インドのムンバイ(旧称ボンベイ)を舞台にした「スラムドッグ$ミリオネア」でアカデミー作品賞と監督賞を含む8部門を制覇したダニー・ボイル監督が、同じくムンバイを題材にしたノンフィクション「Maximum City: Bombay Lost and Found」の映画化権を獲得したと英タイムズ紙が報じた。

同書は、インド生まれで現ニューヨーク在住のジャーナリストで作家のスケツ・メータの自伝であり、トラベローグでもありといった趣きの本。ムンバイのスラムの住人たち、踊り子、暗黒街のドン、ヒンズー過激派らの世界を描き出し、「スラムドッグ」の撮影でムンバイ入りしたボイル監督のバイブルになっていたという。

すでにボイル監督は、今年1月の「スラムドッグ$ミリオネア」インドプレミアの際に、再びインドで映画を製作したい意向を示しているが、複数の企画があるとのことで、本書に関してはあくまでもまだ映画化権を取得したという段階のようだ。

なお、「スラムドッグ$ミリオネア」も、インド人作家ビカス・スワラップの「ぼくと1ルピーの神様」を映画化したもの。

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