スーザン・ボイル、決勝で敗れる!その心境は?
2009年6月1日 12:00

[映画.com ニュース] 5月30日、英オーディション番組「Britain's Got Talent」の決勝が行われた。同番組に初登場したときの映像がYouTubeに上がるや大評判を呼び、一大現象となった48歳の歌姫スーザン・ボイルが優勝するかどうかに世界中の注目が集まったが、結局ボイルは2位に終わった。視聴者投票の結果、優勝したのは、10代から20代の男性11人からなるストリートダンサー集団Diversityだった。
初登場のときとは打って変わって洗練された、ラメ入りのグレーのロングドレス姿で登場したボイルだが、楽曲は初回と同じくミュージカル「レ・ミゼラブル」から「I Dreamed a Dream」をチョイス。堂々としたパフォーマンスで、3人の審査員を含めた満場のスタンディングオベーションを受けた。
スコットランドの田舎町に住む平凡な中年女性だったボイルが一躍時の人となって約1カ月半。その美声が絶賛される一方で、心ない中傷や突然の名声に付き物のバッシングにさらされることにもなった。同番組の審査員の1人、ピアーズ・モーガンが明かしたところによると、ボイルは極度の緊張から決勝を前にいったん帰り支度を始めていたという。そんなプレッシャーのなかで臨んだ舞台で見事な歌を披露したボイルに、審査委員全員が最大級の讃辞を送った。
結果が発表され、2位と分かったボイルはむしろホっとしたような表情で、「一番優れたパフォーマンスをした人が勝ったということ。彼らはエンターテインメント性にあふれていて素晴らしかった。ご成功をお祈りします」と優勝したDiversityを祝福した。優勝者には、賞金10万ポンド(約1540万円)と、エリザベス女王臨席のもと行われるショーへの出場権が授与された。
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