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ビム・ベンダース×ピナ・バウシュ。夢のコラボで世界初3Dダンス映画製作!

2009年5月27日 12:00

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バウシュのドラマチックなダンス作品を3D映画化
バウシュのドラマチックなダンス作品を3D映画化
Photo:Newscom/アフロ

[映画.com ニュース] 映画監督ビム・ベンダース(「ベルリン・天使の詩」)と、ダンサー・振付家ピナ・パウシュという共にドイツを代表するアーティストのコラボレーションが実現する。世界初の試みとなる3Dダンス映画「ピナ(Pina)」が製作されることになったと、英スクリーン・デイリー誌が報じた。

ベンダース監督は、演劇とダンスを融合させた「タンツテアター」と呼ばれる作品で世界的に知られるバウシュとの共同作業による映画作りを以前から切望していたが、最新の3D技術なくしてはバウシュの世界を映像化するのは困難だと考えていたという。

「2次元では到底ピナ・バウシュの作品世界を、その情緒や美学も含めてとらえることはできない。3Dなら、観客をそのままステージ上まで連れていくことができるだろう。25年前に初めて彼女の踊りを見たときの衝撃と感動をスクリーンに再現してみたい」

「ピナ」では、バウシュの代表作「カフェ・ミュラー」(78年初演)、「春の祭典」(同75年)、「フルムーン」(同06年)の3作品が取り上げられる予定。ベンダース監督のプロダクションとバウシュ率いるヴッパタール舞踊団の共同製作で、ハンウェイ・フィルムズのジェレミー・トーマス(「ラストエンペラー」)が製作総指揮にあたる。

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