榮倉奈々、主演作「余命1ヶ月の花嫁」動員120万人突破に感無量
2009年5月25日 12:00
[映画.com ニュース] 榮倉奈々と瑛太が5月24日、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇で行われた主演映画「余命1ヶ月の花嫁」の大ヒット御礼舞台挨拶に、廣木隆一監督とともに出席。榮倉は映画のモデルとなった故・長島千恵さんや、共演者の瑛太に感謝の言葉を贈った。
映画は、07年に乳ガンのために24歳の若さで亡くなった千恵さんの闘病生活を追ったドキュメンタリー番組を基に製作され、9日に公開されて国内興行ランキング初登場1位を獲得。23日には動員120万人を突破し、好調な推移を続けている。
榮倉は「そういう作品に携われていることがまだ信じられないけど、千恵さんのメッセージが全国の人々に届いているのかと思うとうれしい」と感慨深い様子でコメント。さらに、この日は舞台挨拶の前に千恵さんの墓前に参り、「見守ってくれてありがとう、映画はどうでしたか? これからも見守ってください」と語りかけてきたそう。千恵さんの恋人・赤須太郎さん役を演じた瑛太も、「この作品に携われたことは、俳優人生の中でもとても大きい」と真摯な面持ちで話した。
また、9日の初日舞台挨拶で瑛太から榮倉へ花の冠が贈られたお礼に、今回は榮倉から瑛太へ、劇中に登場する“パンダケーキ”が贈られる一幕も。このサプライズに瑛太は「すごい。でも、これ、どこから切ったらいいのやら……」と驚きながらも笑顔。榮倉は「役の上でも支える側で大変なのに、瑛太くんは取材を受ける時もすごくいいことをいっぱい言ってくれて支えてくれた。この場を借りてお礼を言いたかった」と瑛太に感謝の辞を述べた。