AKBの登場にJ・J・エイブラムスがデレデレ!「スター・トレック」来日会見
2009年5月14日 12:00

[映画.com ニュース] TVシリーズ「LOST」やトム・クルーズ主演の「M:i:III」を手がけた人気映像クリエイター、J・J・エイブラムスが、往年の人気シリーズを再構築して新たに作り上げた映画「スター・トレック」。現在アメリカをはじめ世界中で大ヒットを記録している本作のPRのため、5月13日、東京・六本木のグランドハイアット東京にて来日中のエイブラムス監督、主演のクリス・パイン、ザッカリー・クイント、エリック・バナ、カール・アーバン、ジョン・チョウが記者会見を行った。
シリーズの主人公ジェームズ・T・カークの若き日に焦点を当て、カークがUSSエンタープライズのキャプテン(船長)になるまでの成長が描かれる本作。この企画に関わるまでは「スター・トレック」のファンではなかったというエイブラムス監督は「『スター・トレック』をまったく知らない人が楽しめる映画にすることが目標だった。そして、どこの遊園地にも必ずある“絶対に乗らなければいけないアトラクション”のような映画にしたかった」とアピール。
また、カーク役に大抜擢され、次世代のブラッド・ピットと評されているクリス・パインは「このクラスのSF大作だとセットや特殊効果が際だち過ぎてキャラクターが埋もれてしまう可能性があるが、監督からは人間ドラマを重視した作品にすると言われ、安心して作品に入ることが出来た。実際、渡された脚本の冒頭15ページを読むと僕は泣いていたよ」と振り返り、本作が血の通ったドラマのあるSF大作であることを強調した。
会見の最後には、エイブラムス監督が以前の来日時にコンサートを見に行って以来、大ファンになったというアイドルグループAKB48が登壇。「(アーティストの)村上隆に、絶対見に行った方がいいと言われて見に行ったら、本当に素晴らしかった。うれしいね(笑)」と満面の笑みを浮かべたエイブラムス監督は、「次回作には出演させてもらえますか?」というAKBメンバーからの問いにも「今度はダンスナンバーなんかも入れてカークたちと絡んでもらおうか(笑)」とご機嫌だった。
「スター・トレック」は5月29日より全国ロードショー。
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