ラッセル・クロウ主演「消されたヘッドライン」がワールドプレミア上映
2009年4月23日 12:00

[映画.com ニュース] ラッセル・クロウ主演「消されたヘッドライン」のワールドプレミアが、4月21日、英ロンドンのレスタースクエアで開催され、クロウと共演のヘレン・ミレンがレッドカーペットに現われた。英デイリー・メール紙などが報じた。
撮影中の新作「ロビン・フッド」(リドリー・スコット監督)の役作りのため体重を落とし、髪を短く切ったクロウにエスコートされたミレンは、ダナ・キャランの白いドレスとロングジャケットにジミー・チュウのハイヒールで登場。露出度高めのミニドレスを着たゲストたちが多いなか、ミレンは63歳とは思えぬ若々しいプロポーションと気品あふれるファッションで観衆の声援を浴びた。
「消されたヘッドライン」は03年に英BBCで放送された人気サスペンスドラマを映画化したもので、「ラストキング・オブ・スコットランド」のケビン・マクドナルドが監督。ワシントン・グローブ紙の敏腕記者カル(クロウ)が、やり手の女編集長キャメロン(ミレン)の指示で、国会議員の元で働く女性の殺人事件とドラッグ中毒の黒人少年の殺人事件を調べるうち、2つの事件のつながりを見出し、陰謀の裏側に迫る姿を描く。ベン・アフレック、レイチェル・マクアダムスらが共演。
主演候補だったブラッド・ピットが降板し、代わりにクロウが主役を演じたが、プレミアに出席したマクドナルド監督は「100%後悔していない。ブラッドは撮影に入る前に、僕とは作品の見方に相違があるときちんと伝えてくれた。ラッセルは正義感に満ちたジャーナリストという役柄に不安を持っていたようだが、彼が演じてくれて大満足だよ」と出来栄えに自信を見せ、ミレンについても「彼女はセクシーで威厳がある。特にラッセルを叱りつける時の彼女は最高だ(笑)」と語った。
「消されたヘッドライン」は5月22日日本公開。
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