「チョコレート・ファイター」の最強美少女、ジージャーが来日!
2009年4月16日 12:00

[映画.com ニュース] 「マッハ!」「トム・ヤム・クン」でタイ・アクションの真髄を世界に知らしめた、プラッチャヤー・ピンゲーオ監督の最新アクション「チョコレート・ファイター」でスクリーンデビューを果たした“ジージャー”ことヤーニン・ウィサミタナンが来日。4月15日、東京・新橋のスペースFS汐留で開催されたイベント試写会に、共演した阿部寛とともに舞台挨拶に立った。
ピンゲーオ監督がその才能に惚れ込みヒロインに抜擢、4年間のトレーニングを経て最強美少女・ゼン役に挑んだジージャー。“白血病の母の治療費を工面するため、大人の男との壮絶なリアルバトルに身を投じる自閉症の少女”という、劇中の悲壮感漂うイメージとはうって変わり、ジージャーは「来日は今回で3回目。街はキレイだし、人は親切。日本料理とお菓子が本当に美味しい!」と、あどけなさの残る笑顔で挨拶。「私のような小さな身体の女の子が、なぜ大きな男を次々と倒していけるのか? そこに現実性を持たせたのが、監督が苦心して見つけ出した“1つの分野で超人的な才能を持つ自閉症の少女”という設定。しなやかさとスピードで敵を倒していく姿を見てください」と見どころをアピールした。

ゼンの父親マサシとして大物ヤクザを演じた阿部は、「日本では1日で撮ってしまう脚本3ページ分のアクションを、タイでは3カ月前から準備して2週間かけて撮る。彼女(ジージャー)も4年も前からこの作品に向けてトレーニングを積んできたというから、本当に驚きました」と、ノースタントのリアルアクションに挑んだジージャーを称えた。
また舞台挨拶後、イベントの第2部として、お笑いコンビの“ザブングル”が登場。ムエタイ戦士のコスプレがハマり過ぎる加藤(歩)を相手に、ジージャーは後ろ回し蹴り、ブリッジ・キックなどのアクション対決に挑み、もちろん彼女の圧勝で会場を沸かせた。
「チョコレート・ファイター」は、5月23日より全国ロードショー。
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