伊坂原作「フィッシュストーリー」初日。キャスト陣はよそよそしい感じ!?
2009年3月23日 12:00

[映画.com ニュース] 人気作家・伊坂幸太郎の短編小説を、「アヒルと鴨のコインロッカー」の中村義洋監督が映画化した「フィッシュストーリー」が3月20日に初日を迎え、東京・渋谷のシネクイントにて、伊藤淳史、高良健吾、多部未華子、濱田岳、大森南朋、中村監督が舞台挨拶を行った。
本作は、時代が早すぎたために売れなかったパンクバンド“逆鱗(げきりん)”が1975年に発表した最後の曲「FISH STORY」が、1982年、2009年の人々の運命をつないでいき、めぐりめぐって2012年の地球滅亡の危機を救うというストーリー。
物語の鍵となる、バンド“逆鱗”のベーシスト兼リーダーを演じた伊藤は、「人と人とのつながりや小さな出来事から、とんでもない奇跡が起こることもあると思う。(本作が)奇跡が起こるきっかけになれば」と笑顔で作品をPR。ボーカル役の高良から「バンドメンバーを上手くまとめてくれて、本当にリーダーのようだった」と信頼を寄せられると、「みんながリーダーと言ってくれたから頑張れた。CDデビューやライブもやらせてもらい、新しい世界を体験できて気持ち良かった」と満足そうに振り返った。
劇中では伊藤と高良が1975年、濱田が1982年、多部が2009年、大森が2012年のパートを演じたため、それぞれが撮影中に顔を合わせることはなかったそうで、多部が「完成披露やPRイベントでお会いした時、逆鱗のメンバーは役者としてではなく本当の仲間になっていてうらやましかった。(濱田)岳ちゃんは、出来上がった作品を見てかわいいな~と思いました」と語ると、伊藤や濱田は照れ笑い。「ジェネラル・ルージュの凱旋」に続いて豪華キャスト陣を束ねた中村監督は、登壇者の様子を見て「初日なのに、ちょっとよそよそしい感じで、楽しい(笑)」と語って笑わせた。
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