ラジー賞は「ラブ・グル」。最多受賞はパリス・ヒルトン!
2009年2月23日 12:00

[映画.com ニュース] 「ラジー賞」とも呼ばれる、08年の“最悪”だった俳優や映画を表彰する祭典、第29回ゴールデン・ラズベリー賞の授賞式が2月21日、米ハリウッドのバーンズデール・ギャラリー・シアターで行われた。
最悪作品賞には、最多7部門にノミネートされていたマイク・マイヤーズ主演・脚本のコメディ「愛の伝道師 ラブ・グル」が輝いた。ジェシカ・アルバ、ジャスティン・ティンバーレイクなど大スターを揃えて6200万ドルで製作された同作は、昨年夏の公開時に製作費の約半分の3220万ドルしか全米興収を上げられなかった“ボックスオフィス・ボム(失敗作)”。日本では劇場公開が見送られ、ラジー賞ノミネートが発表された1月23日にDVDがリリースされた。
主演したマイヤーズは個人部門で、最悪主演男優賞と最悪脚本賞(グラハム・ゴーディと共作)を受賞した。
そのマイヤーズを上回る(不)名誉な最多3部門受賞に輝いたのは、お騒がせセレブでもあるパリス・ヒルトンで、最多3部門を受賞。「The Hottie and The Nottie」で最悪主演女優賞と最悪スクリーンカップル賞、「Repo! The Genetic Opera」で最悪助演女優賞を獲得。主演・助演をW受賞した。
また最悪助演男優賞は、ミュージカル「マンマ・ミーア!」で見事なダミ声を披露した前ジェームズ・ボンドのビアース・ブロスナンに。最悪“前編・リメイク・リップオフ・続編”賞は、最後のオチに失望する人が多かった「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」に。
最悪監督賞は、「1968: Tunnel Rats」「In the Name of the King: A Dungeon Siege Tale」「Postal」とおバカ映画を3連発したドイツ人監督ウーベ・ボルに。ボル監督は同時に、長年の同賞への“貢献”が考慮され、「エド・ウッドへのドイツ式返答」として最悪功労賞にも輝いた。
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