「ハリポタ」ダニエル・ラドクリフ、入院中の重傷スタントマンを見舞い
2009年2月13日 12:00
[映画.com ニュース] 人気シリーズ最終作となる「ハリー・ポッターと死の秘宝」(10年冬に第1部、11年夏に第2部が公開予定)の撮影現場で1月28日、主演ダニエル・ラドクリフのスタントマンを務めるデビッド・ホームズ(25)が重傷を負い病院に運ばれてから約2週間。現在も入院治療中のホームズを、ラドクリフほか出演者が見舞っていたことが分かった。英デイリーメイル紙などが報じている。
ホームズは、空中シーンのリハーサル中に爆風に煽られて落下し、背中を強打。意識はあったものの、「腰から下の感覚がない」と訴えたことから脊髄の損傷が心配されていた。報道ではホームズの今の状態は分からないが、最近になってロンドンの王立整形外科病院に転院し、脊髄外科手術を受けていたようだ。
事故当時はブロードウェイの舞台に出演中でアメリカにいたラドクリフだが、2月8日に公演が終了するとすぐにロンドンに戻ったようで、11日に同病院を訪れた姿をパパラッチされている。また、ドラコ・マルフォイ役のトム・フェルトンと恋人のジェイド・オリビアもラドクリフと共にホームズを見舞っており、病院を出たところで泣いているオリビアの姿が目撃された。
シリーズ1作目からハリーのスタントを務めているホームズの家族は、「皆さんからのたくさんの激励と祈りの言葉に感謝します。今はただ、デビッドを治療してくれている医療スタッフを信じて回復を待ちたい」との声明を出している。
なお、事故現場となったロンドン近郊のリーブスデン・スタジオは事故のあと一時的に閉鎖していたが、現在は再開している。