成宮寛貴が自分の“ダメ人間”ぶりを告白。「ララピポ」初日
2009年2月9日 12:00

[映画.com ニュース] 直木賞作家・奥田英朗の同名小説を、「パコと魔法の絵本」の中島哲也による脚本で映画化した「ララピポ」が2月7日に初日を迎え、東京・渋谷のシネクイントにて、成宮寛貴、村上知子(森三中)、中村ゆり、濱田マリらキャスト陣と宮野雅之監督が舞台挨拶を行った。
本作は、社会の底辺で生きる6人の“ダメ人間”たちの姿を描くコメディ。風俗専門のスカウトマンを演じた成宮は「今まで自分の薄っぺらい部分を必死で隠してきたけど、今回はその部分を拡大して演じなければならず、恥ずかしかった。試練を与えられた映画でした」と振り返った。
一方、ロリータファッションのAV女優を体当たりで演じた村上は、「ベッドシーンを演じるにあたってプライベートレッスンが必要だと思い、クランクインまでの3カ月間、必死で彼氏作りに励みました。この映画のおかげで(本当に)結婚することが出来た」と、自身の人生を大きく変えた作品に感謝しきりだった。
舞台挨拶では、劇中でさまざまな“ダメ人間”を演じたキャスト陣に「自分のダメな部分」について質問。成宮は今年の正月に旅行先のブラジルで盗難被害に遭ったエピソードを挙げ、「気をつけていたんですが、ちょっと気を抜いた瞬間にパスポートと携帯を入れたバッグを盗まれました。それを軽い気持ちで、ブログに書いたら大騒ぎになっちゃって。多くの方に迷惑をかけてしまって、自分ってなんてダメなんだと思いました」と心境を告白。
続いて共演陣も「飲み会の帰りに電車で眠ってしまい、気付いたら3往復していた」(中村)、「アラフォー世代ど真ん中なので、肌に付いたマスクの跡がなかなか取れない」(濱田)、「森三中のメンバーであること自体がダメ人間」(村上)と、次々に自分のダメ人間ぶりを告白し、会場は大きな笑いに包まれた。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ファンファーレ!ふたつの音
【本作、良い映画ではないです。最高に良い映画です】“ほっこり系”と油断してた…感情が持ってかれた
提供:松竹

これ観てない人、マジもったいない!!
【夏に観逃したという人へ…】まだ間に合う!むしろ今こそ映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

4歳の息子が誘拐された。
【しかし、誘拐犯が死体で見つかった】警察は息子に疑いを向ける…衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

個人的・下半期で観たい映画No.1
映画ファンがこぞって「絶対観る」と決めてるの何で!? 全員主役級がクセ激烈の異常者に…
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント