「グリーン・ホーネット」製作中止?サンダンスで怪情報流出
2009年1月26日 12:00

[映画.com ニュース] 昨年12月、監督に決まっていたチャウ・シンチーが監督の座を降板した「グリーン・ホーネット」。シンチーはかつてブルース・リーが演じたカトー役も降板することになった同作だが、またしても悪いニュースが噴出した。
1月24日閉幕したサンダンス映画祭を取材していた米エンターテインメントサイトHitFixを運営するドリュー・マッキーニーが、現地でさまざまな関係者から情報をかき集めた結果、主演予定だったセス・ローゲンが年内中の撮影開始は無理と判断し、すでにソニー側が企画自体に“赤信号を出した”という怪情報が同日、インターネットに出回った。
マッキーニーはこう記している。「チャウ・シンチーが映画に参加するかしないかはっきりしなくなった段階から、ソニー内部で大きな躊躇があったという噂を耳にしてきた。それからサンダンスで何人かから、映画が完全に中止になったと聞いた。今日(24日)の午後に、映画関係者たちと会って話した。彼らはそれが完全に“死んだ”とは口にしなかったけれど、2009年の撮影は“ほぼ不可能だろう”と言っていた」
今現在、米ソニー・ピクチャーズのサイト内にある同作の公式サイトは依然存在し、全米公開予定日だった「2010年6月25日」と記載されたままで、ソニーの今後のリリース予定作品の中にはまだ含まれている。表向きは、カトー役と監督を物色中とあるが……。
もし、この企画がボツになると、「グリーン・ホーネット」の映画化企画では最近15年間で3回目のこと。90年代末にミシェル・ゴンドリー監督が、04年にケビン・スミス監督が映画化に動いたが、完成には至らなかった。
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