南沢奈央が映画初主演作「赤い糸」で体験した“運命の出会い”
2008年12月19日 12:00

[映画.com ニュース] 中高生からの圧倒的支持を得てアクセス数4600万を突破した大ヒットケータイ小説の映画化「赤い糸」(12月20日公開)。映画初主演でヒロインの芽衣を演じた南沢奈央に話を聞いた。
本作は、同じ誕生日に生まれ、幼い時に出会った芽衣(南沢)と敦史(溝端淳平)が中学生になって再会し、恋に落ちるが、2人にはさまざまな試練が待ち受けていた、という純愛映画。12月6日から映画版とリンクした連続TVドラマがオンエア中だが、南沢も「ドラマは、映画を撮影していた時と同じ気持ちに持っていかないといけないのが大変。でも『この裏側ではこんなことが起きていたのか』と驚きながら撮影しています」と語り、画期的なメディアミックスプロジェクトを楽しんでいる。
本格的な純愛映画は初めてという南沢は、「恋愛映画はすごく興味がありました。でも実際やってみると恥ずかしくて。溝端くん演じるアッくん(敦史)とのキスシーンも緊張しましたね」。取材中も笑顔を絶やさない彼女だが、映画の中ではDVや大切な人の死、いじめなどシビアな問題も描かれるだけに、笑顔を封印した演技が目立つ。「表情だけで見せる部分も多くて難しかった。泣くシーンでも泣けないプレッシャーからなかなかOKが出なくて。でも村上(正典)監督は『今、芽衣はこういう気持ちだから』と説明して、演技を引き出してくれたんです。『何時間かけてもいいから気持ちに入り込めるまでやろう』と言ってくたのもうれしかったですね」
こうして丁寧に作り上げていった芽衣というキャラクターは、自分自身に近い部分もあったという。「悩みを友だちに相談できないところは似ていると思いました。逆に、違うところは、いじめに立ち向かい、自分の意見をちゃんと言えるところかな。私にはあそこまでの根性はないです(笑)」
そんな南沢がこの作品を通して学んだのは“出会い”の素晴らしさ。「出会った人すべてが運命の人だと思う。学校でも同じクラス、しかも隣の席になるなんてすごい確率じゃないですか。この映画に携わって“運命の赤い糸”って恋愛だけに当てはまるものではないんだなと実感しました」
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