ニコール・キッドマン、アボリジニのタブーを破って警告を受けていた!
2008年12月17日 12:00
[映画.com ニュース] オーストラリア出身の女優ニコール・キッドマンが、最新作「オーストラリア」(バズ・ラーマン監督)のプロモーションでドイツのTV番組に出演した際、豪先住民族アボリジニに伝わる木管楽器で、男性しか吹いてはならないとされるディジュリドゥを吹いたことで、アボリジニの指導者から「不妊になる」と警告されていたことが分かった。
AFP通信が報じたところによれば、アボリジニ語の教師で俳優・脚本家のリチャード・グリーン氏が16日付けのシドニー・モーニング・ヘラルド紙に、「我々の文化をおとしめる行為だ。彼女はもう絶対に子供を産めないだろう。女性はディジュリドゥを吹くべきではなく、その禁忌を破った者は不妊になる」と語ったという。
グリーン氏はまた、「ニコールはおそらくタブーについて知らなかったのだろう。知っていれば吹いていないはず。だが作品中にもアボリジニが登場する以上、バズがそれを知らなかったとしたら問題だ」と話した。
キッドマンには前夫トム・クルーズとのあいだに養子がいたが、長年実子には恵まれなかった。ところが「オーストラリア」の撮影中に現在の夫キース・アーバンとの間の子供をみごもり、今年7月に41歳で待望の第1子を出産したばかりだった。最近の記者会見では、もっと子供が欲しいと語ったとも伝えられている。
「オーストラリア」
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