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長編の製作も決定!「斬/KILL」押井守監督が菊地凛子を語る

2008年12月17日 12:00

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凛子はアニメの規格を超えた生身女優らしい
凛子はアニメの規格を超えた生身女優らしい

[映画.com ニュース] “ブレイド・アクション”オムニバス映画「斬/KILL」を創り上げて総監修を務め、深作健太辻本貴則田原実という若きアクション映画監督とともに、自らが監督した短編「ASSAULT GIRL2」を藤田陽子菊地凛子主演で撮り下ろした、押井守監督に話を聞いた。

「日本刀の魅力は全部、『キル・ビル』や『ラスト・サムライ』のようなハリウッド映画に持っていかれてしまっているという状況の中で、今の若い人たちに“チャンバラ”をどうやって見せるか?をやってみたかった」と語る押井監督。「日本刀とコスチュームの製作で予算の半分がぶっ飛んだ」という「ASSAULT GIRL2」で彼は、日本刀が持つフェティッシュさと、そんな日本刀を携えて絵になる女優の美しさと憧憬を突き詰めた。

同作で、黒の拘束衣をまとって登場し異彩を放つのが、「スカイ・クロラ」に続けての起用となった菊地凛子。「実写を撮るのは、“目の前の女優で撮りたい”というモチベーションがあるかが問題。そこに意味がなければアニメでやった方がいい」という監督のお眼鏡に適った女優のひとりだ。

「ウマが合ったというのもあるけど、(彼女のことが)よく分かんないからじゃない? だから興味があるし、使いたい。“規格外”というのがぴったりというか、日本にいることの居心地の悪さとか、情熱というものを感じるんです。僕が描くのは異世界だったり、サイボーグだったり超能力者だったりする。SFやファンタジーを成立させるには、その役者が抱えているものが重要なんです。生活感のない彼女や、藤田(陽子)は、僕にとって大事な女優です」

そしてその菊地とは、バトルスーツを着た女が闘う「ASSAULT GIRL」シリーズの決定版として、長編作品を制作する予定がある。

「素材としてロケ撮影しただけなんだけど、来年の5月~6月頃には(完成の)目安が出ると思う。菊地とは、いつか決定的なものをやるだろうとは思っている。彼女も同じ」

GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊2.0」「スカイ・クロラ」や本作、そして舞台「鉄人28号」と、今年は「調子に乗っちゃったんだと思う(笑)」と目まぐるしい活動を見せた押井監督だが、来年に向けても、「アニメ、実写、小説の企画が進行中」とのことだ。

斬/KILL」は東京・渋谷のシネクイントにてレイト公開中。来る20日には、押井守監督を招いたトークイベントが予定されている。

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