「エルム街の悪夢」リメイク版来春撮影開始!注目のフレディ役は?
2008年12月15日 12:00
[映画.com ニュース] 「アルマゲドン」「トランスフォーマー」のマイケル・ベイ監督の製作会社プラチナム・デューンズが、かねてから話のあった「エルム街の悪夢」リメイク版を来年春のクランクインを目標に、正式に始動させることを明らかにした。米映画情報サイトShock till you drop.comが報じた。
「13日の金曜日」「悪魔の棲む家」などホラーの古典のリメイクを続々手がけているプラチナム・デューンズのプロデューサー、ブラッド・フラーとアンドリュー・フォームが同サイトに語ったところによれば、「『エルム街の悪夢』が我々の次回作になる。来年春にも撮影を開始したい」とのこと。撮影はシカゴ郊外でのロケが予定されている。
「エルム街の悪夢」は、84年のウェス・クレイブン監督による第1作を皮切りに、続編・番外編あわせてこれまでに8本製作されているが、今回のリメイク版の脚本を手がけるのは、「ケープ・フィアー」(91)のウェズリー・ストリック。すでに今年の夏の間に脚本執筆にあたっていたという。
リメイク版についてフラーは次のように語っている。「今回、フレディはジョークを言ったりしない。とにかく怖い映画を作るつもりだ。見た人が眠りにつくのが恐ろしくなるような。眠れば殺されてしまうんだからね。人が最も無防備になる瞬間、つまり寝ているところを殺人鬼が襲うというのがこの映画の基本であり、素晴らしい点なんだ。そういう意味ではオリジナルの第1作に一番近い作品になると思うが、夢や殺人の設定はシリーズ全体を参考にさせてもらう」
そして気になる殺人鬼フレディ・クルーガー役だが、今はまだ人選の最中だとフラーとフォームは語る。別の俳優を新たにキャスティングするつもりだというが、一方で、シリーズ8作でフレディを演じたロバート・イングランドを何らかの形で起用するというアイデアもあるようだ。