「ダークナイト」、アカデミー作曲賞戦線復帰!失格は取り消しに
2008年12月10日 12:00

[映画.com ニュース] 映画芸術科学アカデミーが、11月10日に同アカデミーの委員会が下した「ダークナイト」のアカデミーオリジナル作曲賞ノミネート失格の決定を覆したことが明らかになった。米ハリウッド・レポーター誌などが報じたもの。
これにより、同作のオリジナルスコアを手がけたハンス・ジマーとジェームズ・ニュートン・ハワードは再び作曲賞ノミネートの資格を手にしたことになり、アカデミー最多ノミネートを狙う「ダークナイト」にとっては明るい材料だ。
そもそも失格とされたのは、著作権者を確認する資料となる「ダークナイト」の音楽用キューシートにジマーとハワード以外に音楽エディターやアンビエント・ミュージックデザイナーの肩書きを持つ3人、合計5人の名前がクレジットされていたためで、作曲者が多すぎると判断されたことにある。
しかしその後、関係当事者から提出された情報をもとに、同委員会は「ダークナイト」の作曲者は確かにジマーとハワードの2人であるという結論に達したようだ。なお、まだアカデミー会員にノミネート投票用紙が配られる前の段階で今回の決定となったため、今後の投票プロセスに特に影響はないという。
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