藤田陽子と菊地凛子の美しいバトル!押井守総監修「斬/KILL」初日
2008年12月8日 12:00
[映画.com ニュース] 初めての舞台演出を手がける「鉄人28号」の製作を発表したばかりの押井守が、12月6日、東京・渋谷のシネクイントにて、総監修と1編(「ASSAULT GIRL2」)の監督を務めたブレイド・アクション映画のオムニバス「斬/KILL」の初日舞台挨拶に立った。
他の3編の監督である深作健太(「こども侍」)、辻本貴則(「キリコ」)、田原実(「妖刀射程」)と、「キリコ」の主演女優・森田彩華、「ASSAULT GIRL2」の主演女優・藤田陽子とともに登場した押井監督は、同作を「『キル・ビル』や『ラスト・サムライ』のようにハリウッドに持っていかれ、今や日本映画で作るのは不可能となった“チャンバラ”を、時代劇ではない形で成立させたオムニバス」と説明。
自身の監督作「ASSAULT GIRL2」については、「(昨年のオムニバス)『真・女立喰師列伝』で、湯浅弘章監督が撮った藤田陽子を見て『こんないい女優がいるんだ。自分ならこう撮るのにな』と思ったのがきっかけ。白と黒、藤田陽子と菊地凛子が戦う美しい姿を見てもらえれば、それでいい」と語った。ちなみに、藤田の実生活の夫は、舞台演出家の野田秀樹氏だ。
また、先月、傷害と公務執行妨害容疑で逮捕され、現在は芸能活動自粛中の「妖刀射程」の主演俳優・石垣佑磨からは、「皆様の前に立って挨拶できないことが本当に悔やまれます」という直筆の謝罪メッセージが届けられ、司会者によって読み上げられた。
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