サシャ・バロン・コーエン、今度はドラマ「ミディアム」撮影現場に乱入
2008年11月19日 12:00
[映画.com ニュース] 「ボラット」の英国人コメディアン、サシャ・バロン・コーエンが、彼のもう1つのキャラクター、ゲイのオーストリア人ファッションレポーターの“ブルーノ”として、パトリシア・アークエット主演のNBCのドラマ「ミディアム/霊能者アリソン・デュボア」の撮影現場に潜入していたことが分かった。
騒動があったのは今月7日のこと。緊張感のある裁判所のシーンを撮影中、エキストラの男が騒ぎだしたため、撮影は一時中断。男は警備員によってつまみ出されたが、あとになってそれが“ブルーノ”ことバロン・コーエンだったということが判明したのだという。
番組関係者の話によれば、「誰もサシャだとは気づかなかった。いったい彼がどうやってエキストラとしてセットに入れたのか、不思議でしょうがない」とのこと。
現在コーエンは、主役の“ブルーノ”に扮したフェイクドキュメンタリー映画「Bruno: Delicious Journeys Through America for the Purpose of Making Heterosexual Males Visibly Uncomfortable in the Presence of a Gay Foreigner in a Mesh T-Shirt」(ダン・メイザー監督)の製作中であることから、今回もその一環で起こした騒動だと見られている。コーエンは9月にもミラノのファッションショーに乱入して逮捕されたばかり。