永作博美をめぐり大林監督がナンチャンに嫉妬!?「その日のまえに」初日
2008年11月4日 12:00
[映画.com ニュース] 直木賞作家・重松清の連作短編小説を大林宣彦監督が映画化した「その日のまえに」が11月1日に初日を迎え、東京・新宿の角川シネマ新宿にて、主演の永作博美、南原清隆、大林宣彦監督らが舞台挨拶を行った。
本作は、突然の余命宣告を受けた妻(永作)とその夫(南原)が、最期の日=「その日」を迎えるまで懸命に生きる姿を綴ったヒューマンドラマ。
愛する夫に見送られる妻を演じた永作が、「見送ってくれる人たちの心が感じられてグッときましたね。南原さんとは自然に夫婦を体感させていただきました」と撮影を振り返ると、南原も「(永作がクランクアップする)2、3日前から動悸が止まらなくなった。自分のクランクアップよりもつらかったです」(南原)と役に没頭した様子。すると大林監督は、「ひろべえ(永作)は僕だけのものだと思っていたのに、ナンチャンと良き夫・良き妻だった。撮影中ずっと嫉妬していました」と、本当の夫婦のように見える永作と南原にジェラシーすら感じていたことを告白し、観客を笑わせた。
その後、永作は舞台出演のため会場を後にし、大林監督とキャスト陣が舞台挨拶を続けたが、突然の電力ダウンで劇場内が真っ暗になるトラブルが発生。しかし大林監督は「暗くなるとまた映画が始まるみたいだね」とマイペースで続行し、復旧までの数分間、マイクもなしでキャスト陣とトークを繰り広げた。最後に大林監督は、「映画というものは、作られる、見られる、そして語られることによって映画になります。この映画を見て、いろんなことを語りあってください」と観客に呼びかけ、挨拶を締めくくった。
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