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「自然と親子になりきることができた」。塚本高史&國村隼「イエスタデイズ」

2008年10月31日 12:00

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初共演ながら息の合った親子ぶり
初共演ながら息の合った親子ぶり

[映画.com ニュース] 本多孝好のベストセラー短編集「FINE DAYS」の中の一編「イエスタデイズ」(窪田崇監督)が映画化された。主演の塚本高史國村隼に話を聞いた。

塚本が演じるのは、22歳の青年、聡史。國村演じる父・昭彦とは仲たがいをして疎遠になっていたが、父の余命がわずかなことを知り、父の頼みを聞くことにする。その頼みとは、32年前に姿を消した恋人・真山澪を探してほしいというものだった。

親子役を演じた塚本と國村は、意外にもこれが初共演。しかし、撮影初日からぴたりと息が合い、自然と親子になりきることができたという。「國村さんは現場の空気をすごく大事にしているんです。大御所の方はもっとドカンとしていて、上から物を言うような感じだと思うんですけど。僕もずっと役者をやっていくなら、國村さんのような役者になりたいと思いました」(塚本)、「初日のファーストカットを撮った時に、塚本くんの芝居に対するアプローチの方法論が、とても似ていると思ったんです。あらかじめ企みを持ってこういう芝居をするというのを決めないタイプというのでしょうか。僕がそうですから。2人でやると何テイク重ねても絶対に同じ芝居にならないから、すごくおもしろかった」(國村)

父と息子は、複雑な関係に陥りやすいもの。「イエスタデイズ」の聡史と昭彦も例外ではなく、愛憎入り乱れた関係だ。「母親に比べて、父親との距離って少し遠いと思うんです。母親と子供は身をふたつに分けた間柄ですけど、父親は観念的な役割としての親だと思います。だから、昭彦と聡史の関係もそういう感じなのかなと。2人は似た者同士なんですね。だからこそ余計に反発したんじゃないですかね」(國村)、「親父との微妙な距離感はやっぱり近いものがありますね。それと、僕も子供ができましたから、父親として見ると、こういう親子関係にはしたくないなと(笑)。反面教師にしたいと思いました。血のつながった友達のような関係でいたいなと思いますね」(塚本)

イエスタデイズ」は11月1日公開。

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