武田鉄矢主演の直球社会派映画「降りてゆく生き方」
2008年10月24日 12:00

[映画.com ニュース] 第21回東京国際映画祭で地域づくりに貢献する映画を集めた「JLMライブステージ」に、新潟を舞台に地方都市再生に取り組む人々を描いた「降りてゆく生き方」が招待され、10月24日、東京・六本木の六本木ヒルズアリーナにて行われたイベントに、倉貫健二郎監督、主演の武田鉄矢、渡辺裕之、苅谷俊介らが登場した。
映画は、突然社会や家族から見捨てられた団塊世代のヤリ手営業マンの川本(武田)が、格差社会と格闘しながら地方都市再生に取り組む人々との出会いを通して、自らの人生と日本が抱える問題に真っ正面から向き合っていく物語。作品は未だポストプロダクション中だが、人と自然の共存を訴える内容を含むことから、「エコロジー」をテーマに地球環境を考える同映画祭に招待された。
イベント会場には、映画の応援団として新潟などから多数のボランティアやエキストラが駆けつけ、武田は「新潟のエキストラの方たちは、エキストラ界の三國連太郎! くたびれずに活き活きと撮影に付き合ってくれた」と地元民の熱意と協力に感謝の気持ちを述べた。いわゆる悪役で出演している渡辺は、「僕がリーマン・ブラザーズの日本代表です。この映画はあの予兆を先取りしていました」と意味深な挨拶で会場を笑わせた。
初公開となる予告映像上映後、武田は、「日本の前に立ちはだかる難問の扉は非常に巨大です。しかし扉を開けるには小さな鍵さえあればいい。この映画がその小さな鍵になるといいと思います」といつもの金八節でイベントを締めくくった。
「降りてゆく生き方」は09年3月新潟で先行公開、7月に全国公開予定。
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