宮崎あおい「クドカンは天才」と絶賛。「少年メリケンサック」会見
2008年10月20日 12:00

[映画.com ニュース] 宮崎あおい主演、宮藤官九郎監督の「少年メリケンサック」が、10月19日、東京国際映画祭の特別招待作品として上映された。TOHOシネマズ六本木ヒルズで舞台挨拶、アカデミーヒルズで記者会見がそれぞれ行われ、宮崎あおい、佐藤浩市、田口トモロヲ、木村祐一、勝地涼、宮藤官九郎監督がコメントした。
本作は、レコード会社に勤めるお気楽OLが、中年パンクバンドの面々と一緒にミニバンで全国をツアーして回るというハイテンションなロードムービー。これまでの清純派のイメージから一転、オッサンたちに振り回されるOL役を体当たりで演じた宮崎は、「宮藤さんがすごく好きで、オファーが来たときは『絶対やる!』と即答した」と出演の経緯を語り、「撮影中は、蹴られたり投げつけられたりといろんなことがあったけど、素直にみんなと一緒に楽しめた。あらためて宮藤さんは天才だと思った」と宮藤監督の手腕を絶賛。
この日は国際映画祭の舞台挨拶・記者会見ということで、コメントはすべて通訳により英語に訳されていたが、登壇者たちはそれに違和感を抱いていたようで、劇中の独特なステージ衣装(ダボシャツ&ギンガムチェックのスカート)について聞かれた木村は、「浅草とロンドンを融合。島国同士で文化を発信したんです。ハンブルグでハンバーグが生まれ、アメリカではそれをパンに挟み、中国では肉まんになった」などと意味不明の発言でわざと通訳を困らせた。しかし律儀にすべて英語に訳されると、会場からは笑いとともに通訳をねぎらう拍手が沸き起こった。
さらに、海外の記者から「宮藤監督はパンク世代より若いのでは?」と質問されると、宮藤監督は「僕は38歳です」と言おうとして「スリーサーティエイト(338歳!?)」と発言してしまう場面もあったが、「僕が中学生ぐらいで一番悶々と過ごしていた時期にパンクが日本に入ってきて、自分の気持ちを満たしてくれた。当時のパンクロッカーが歳を取ってからずっとパンクを続けていても、社会と折り合いがつかない。それでも“貫けばいいことがある”というのがテーマにもなっている」とパンクを題材に扱った理由を明かした。
「少年メリケンサック」は09年2月14日より全国公開。
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