石ノ森章太郎がギネス博物館の名誉館長に!キバ&電王がお祝い
2008年10月3日 12:00
[映画.com ニュース] 「サイボーグ009」「仮面ライダー」など数々の名作漫画を世に送り出した故・石ノ森章太郎氏の生誕70周年を記念して、故人が東京・芝公園のギネス世界記録博物館(東京タワーフットタウン内)の名誉館長に就任することになり、10月2日、同所にて就任式が行われた。
名誉館長への就任は、石ノ森氏が出版した漫画の作品数が世界で最も多いとして、ギネスブックに認定されたことがきっかけ。特に「仮面ライダー」シリーズは、劇場版最新作「さらば仮面ライダー電王/ファイナル・カウントダウン」が今週末10月4日公開になるなど、毎年のように新作が発表される人気ぶりで、就任式には、その仮面ライダー電王やキバが駆けつけて盛り上げに一役買ったほか、石森プロの小野寺章社長、角川書店の井上伸一郎社長、芳澤範朗同所館長が出席。名誉館長のブレザーを授与された小野寺社長は、「私がこれを着る訳には参りませんので、代わりにこちらをお持ちしました」と、ブレザー姿の石ノ森氏のパネルを披露した。
また、同所には新たに石ノ森章太郎ブースが設けられ、この日は約100体のフィギュアと、石ノ森章太郎萬画大全集がお披露目された。フィギュアは今後、180体まで増やされるとのこと。石ノ森ファンならずとも、先人の偉大な記録には多くのことを感じるはず。一度訪れてみてはいかがだろうか?