ブラッド・ピットが同性婚支持。キャンペーン団体に10万ドル寄付!
2008年9月19日 12:00
[映画.com ニュース] ブラッド・ピットが同性結婚を支持する声明を発表し、以前住んでいたカリフォルニア州で同性結婚を禁じる法案を通過させようとする「住民投票事項8」に反対するキャンペーン団体に10万ドル(約1050万円)を寄付した。
ピットは次のような声明を発表。「たとえ賛成できなくとも、他人の人生を否定する権利は誰にもないし、他人を傷つけることでもない限り、誰もが望むように生きる権利を持っている。また、アメリカにいかなる差別もあってはならない。だからこそ自分は、平等の名の下に“住民投票事項8”に反対します」
これを受け、反「住民投票事項8」を推進する政治戦略家のチャド・グリフィン氏は、「ブラッド・ピットの勇敢で献身的な行動と同様のサポートが、エンターテインメント業界から寄せられることを願っている」とコメント。
ピットが、カリフォルニア州の人権侵害反対団体(Californians Against Eliminating Basic Rights)に贈った10万ドルは、個人の寄付金として米芸能界では最高額。デビッド・ゲフィン(ゲフィン・レコード創設者)やブライアン・ローズ(ピットやジョージ・クルーニーをクライアントにするタレントエージェンシー、クリエイティブ・アーティスツ・エージェンシーの現共同チェアマン)が5万ドル寄付している。