小島よしお、巨大ヘビに締め付けられながら「蛇にピアス」をPR
2008年9月17日 12:00

[映画.com ニュース] 金原ひとみの芥川賞受賞作を、世界に知られる演出家・蜷川幸雄が映画化した「蛇にピアス」(9月20日公開)の試写会が9月16日、スペースFS汐留(東京・新橋)で行われ、主演の吉高由里子が舞台挨拶に登壇。吉高とはかつて事務所が同じだったお笑い芸人の小島よしおが、全長3メートル、体重20キロの本物のニシキヘビを身体に巻きつけて応援に駆け付け、会場を騒然とさせた。
「蛇にピアス」は、満たされない日々を送っている19歳のルイ(吉高)が、全身にピアスやタトゥをし、その痛みから生きている実感を得ようとするさまを描いたドラマ。肩に蝶のタトゥをして登場した吉高は、「『女性は自分の中に入れたがるもの、男性は外に出したがるもの』と金原さんが言っていたけど、私の友達にも彼氏の名前をタトゥにして彫っている子がいて、(女性は)自分を裏切らないものを身体に入れたいのかも」と独自の分析を披露した。
一方、背中に「大ヒット祈願」の大きなタトゥ、顔中にピアスを施した小島は、ヘビを巻きつけるというより、ヘビに締め付けられているような状態で、「まさにカエルの気分です」とビビりまくり。掌を額に打ちつけて「ラスタピ~ヤ~」と踊る持ちネタにかけた「蛇にピ~ア~ス」というネタを披露しようにも、委縮してうまくいかず、映画のテーマにちなんで“痛み”について聞かれると、「よくバラエティで精神的な痛みを感じています。最近は胃も痛くなって、医者に行ったら『あまり前に出ないほうがいい』と言われました」とコメント。フォトコールの際には、ヘビに絡まれながらも背中のタトゥが見えるよう、懸命に映画のPRに努めた。
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