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「BONES」エミリー・デシャネル、「X-ファイル」モルダー監督の演出を絶賛

2008年9月3日 12:00

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家族会議は仕事の話?
家族会議は仕事の話?

[映画.com ニュース] 現場に残された“骨”を手がかりに事件の真相を解明するクライムサスペンス「BONES/骨は語る」。シーズン2のDVDリリースを記念し、7月下旬来日した主演女優エミリー・デシャネルがインタビューに答えた。

エミリー演じるテンペランス・ブレナンは、骨の分析を専門とする実在の女性法人類学者をモデルとしている。腐乱死体も平気で調査する度胸を持つ代わりに、実社会の人間関係を築くのは苦手で、つい人々の反感を買ってしまうユニークなヒロインだ。「ブレナンは知的で仕事熱心で、何事も恐れずに挑戦する女性。それがこの役を引き受けたいちばんの理由なの。か弱い女性を描く作品はたくさんあるけど、私は自分の欠点も受け入れて力強く生きる彼女を気に入っているわ」

ブレナンとFBI捜査官シーリー・ブース(デビッド・ボレアナズ)が、衝突しながらも抜群のコンビネーションで事件を解決していくさまは、現代のモルダー&スカリー(「X-ファイル」)とも称されるが、シーズン2ではモルダーこと、デビッド・ドゥカブニーが1話を監督している点も興味深い。「彼は才能ある俳優だから、現場で俳優たちにどう指示すればいいか熟知しているし、監督としても優秀で、とてもやりやすかったわ。もっと一緒に仕事がしたいけれど、あいにく彼は忙しいのよ(笑)」。1話完結型の同シリーズだが、シーズン2ではエピソードの関連性とストーリー展開の緊迫感が強調され、ブレナンの家族の謎にもスポットが当たるようだ。

エミリー自身は、アカデミー賞候補5回の撮影監督の父キャレブ、女優の母メアリーと妹ズーイー(「ハプニング」)を持つ芸能一家の生まれ。父も本作のエピソードを監督しており、現場での父の仕事ぶりについては「客観的に判断することは難しいけれど、俳優やスタッフと一緒に作り上げていくタイプの監督だと思ったわ。限られた時間の中で、相手を尊重し自由を与えるのは勇気がいることよ」と温かく評価する。家庭でも積極的に仕事について話し合うそうで、「批判はしないけれど、お互いのことをいちばんよく分かるのが家族だし、素直に感想を伝え合っているわ。みんなこの業界のプロだもの、参考になるわよ」と家族仲の良さを伺わせた。

「BONES/骨は語る」シーズン2DVDは、9月3日よりレンタル開始。

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