「蛇にピアス」吉高由里子、体当たり演技の影に交通事故体験も!
2008年9月1日 12:00

[映画.com ニュース] 19歳の少女のリアルを描いた「蛇にピアス」の映画化にあたり、主人公と同年代である23歳以下の女性限定試写会が8月31日、東京・六本木ミッドタウンにあるギャガ・コミュニケーションズ試写室で行われ、主演の吉高由里子がゲストとして登場した。
織田裕二主演のフジテレビ系ドラマ「太陽と海の教室」にも出演しているとあって、会場から「かわいい!」という黄色い声援に迎えられて登場した吉高は、今回の映画主演に関して「最初主演が決まった時は、『どうしよう』というのが正直な感想でした。けれど、その時期に事故に遭い、ICU(集中治療室)で『何で生きてるんだろう?』ということを考えさせられた」と告白。「『痛みが、生きていることを実感させる』ということを身をもって体験して、ガ然やる気が出た」と、自らの体験談も交えて語った。
原作は2003年に20歳で芥川賞デビューを果たし話題となった金原ひとみの同タイトルの小説。19歳の少女ルイ(吉高)が、蛇のように2つに割れた舌を持つアマ(高良健吾)と同棲しながら、サディストの入れ墨彫り師シバ(ARATA)とも関係を持ち、痛みと快楽の中で満たされない心を模索する物語だ。監督は金原から直々にラブコールを受けた72歳の演劇界の巨匠、蜷川幸雄が務めた。
吉高はトーク中に「話すことは苦手なんです、ごめんなさい」と謝る姿を何度か見せたが、その度に会場は微笑ましい空気に包まれた。「アマとシバのどちらがタイプ?」との問いには、「ゆっくり安らぎたいので安心する人がいい。痛いのはイヤです」と笑顔で答え、観客の共感を誘った。
今回吉高は、9月1日に初写真集とフォトエッセイの2冊を出版、トークショーでもトルコでの撮影や自分自身ノートに書き溜めた本の内容に触れ、これらのお披露目も兼ねたダブルイベントとなった。「蛇にピアス」は9月20日より全国ロードショー。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
人生にぶっ刺さる一本
人生に迷ったとき、この映画が“効く”だろう。すべての瞬間が魂に突き刺さる体験が待っている
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ