ジャッキーの息子はアクションが苦手?「インビジブル・ターゲット」初日
2008年9月1日 12:00

[映画.com ニュース] 「香港国際警察/NEW POLICE STORY」でジャッキー・チェンとタッグを組んだベニー・チャン監督が、ニコラス・ツェー、ショーン・ユー、そしてジャッキーの息子ジェイシー・チェンという香港の若手実力派3人を起用したポリスアクション「インビジブル・ターゲット」が、8月30日に初日を迎えた。東京・新宿のシネマスクエアとうきゅうでは舞台挨拶が行われ、ジェイシー・チャンが舞台に立った。
おたふくカゼを発症し、前日の来日会見は急きょキャンセルとなったジェイシーだが、当日は父親譲りの親しみやすい笑顔で、元気な姿をアピール。その父親ジャッキーに「何かアドバイスをもらったのか?」という質問には、「いいえ、まったく」とひとこと。そのそっけなさに客席は笑いに包まれたが、「監督もスタッフもみんなプロフェッショナルだから、わざわざ父に相談する必要はないですよ(笑)」と続けた。
実は「アクションが怖い」というジェイシー。共演のニコラス、ショーンがスタントマンを使わずに次々に命懸けのアクションに挑む姿を見て、「ねえねえ、危ないからこのシーンだけはスタントマンを使おうよ」と何度も説得を試みたとか。
「(彼らは僕の希望を)全然聞いてくれなかった(笑)。誰かがスタントマンなしでやりだすと、もう他の人間はスタントマンを使えなくなる。使うと“負け”になりますから」
ジェイシーはアジアに君臨するアクションスターの息子らしく、嫌いなアクション場面でも多少の意地を突っ張ったようだ。「インビジブル・ターゲット」は全国順次公開中。
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