菅野美穂、オヤジっぽいパンダに親近感。「パンダフルライフ」初日
2008年9月1日 12:00

[映画.com ニュース] パンダの生態をとらえたドキュメンタリー映画「パンダフルライフ」が8月30日に初日を迎え、東京の新宿ピカデリーにて、毛利匡監督とナレーションを務めた菅野美穂が舞台挨拶を行った。
同作は、中国四川省成都のパンダ繁育研究基地と和歌山県のレジャー施設、アドベンチャーワールドで暮らすパンダたちを1年間にわたって追い、育児や子供たちの成長の姿を中心に、これまであまり知られていなかったパンダの生態を描く。
子供の頃からパンダが憧れの動物だったと言う菅野は、「映画では、パンダをより身近に感じられる一面を見ることができて親近感が湧きました。ふんわりモコモコ、時にオヤジっぽい、可愛いパンダの、見たことのない表情がたくさんご覧いただけると思います」と見どころをアピール。ナレーション収録前には、実際に和歌山県のアドベンチャーワールドでパンダと触れ合ったそうで、「リンゴや笹をあげたりしたのですが、子供のパンダなのに小熊くらいの大きさでツメも鋭かったです。ほのぼのした雰囲気と熊を思わせる部分があって、いろいろな面を知ることができました」と感想を話した。
一方、毛利監督は撮影時を振り返り、「全部が発見の連続でした。パンダはほとんど動かなくて、時間がすごくゆっくり流れている感じ。動かないからカメラのスイッチを切った途端に可愛い動きを見せたりするんです(笑)。そういう苦労を何度も積み重ねて“パンダ時間”に身を任せられるようになってからは、いろいろなことが見えるようになりました」と語った。
また、神戸市立王子動物園で誕生したばかりのパンダの赤ちゃんが今月29日に死亡したことについて、菅野は「やっぱり繁殖が難しいデリケートな動物なんだとあらためて思いました。動物園のスタッフの方々への労いの気持ちでいっぱいです。これからも応援したいですね」とエールを送った。「パンダフルライフ」は現在公開中。
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