金メダリスト・野村が「イントゥ・ザ・ワイルド」イベントに登場
2008年8月26日 12:00

[映画.com ニュース] 9月6日より公開となるショーン・ペン監督最新作「イントゥ・ザ・ワイルド」。その公開を記念して、“不屈のハート大集合”と名付けられた特別試写会が、8月25日、東京・麹町のTOKYO FMホールにて行われ、不屈の闘志で、アトランタ、シドニー、アテネのオリンピック3大会連続で金メダル獲得という偉業を成し遂げた柔道家の野村忠宏が登壇した。
本作は、ジャーナリストであり登山家のジョン・クラカワーによるノンフィクション「荒野へ」(集英社刊)が原作。主人公クリス(エミール・ハーシュ)は、大学を優秀な成績で卒業した後、自分の力だけで人生を切り開こうと全てを捨ててアメリカ大陸を放浪し、単身分け入ったアラスカの荒野で謎の死を遂げる。
クリスの生き方について問われた野村は、「本当の幸せ、自由を求めて旅をするのは凄い。彼を見ていてオリンピックに初参加したアトランタで、周りに惑わされず世界一を目指してがむしゃらにやっていた頃の自分を思い出しました」と、すっかり映画に魅せられた様子で語った。
また、どんな人に映画を勧めたいかという質問に対しては「自分の行く道や、今やっていることに迷っている人にぜひ見てほしいですね」と語り、「僕も今、ひざの怪我を治しながら、自分が正直に進めるまっすぐな道を探していますが、世界一を目指せる膝の状態になったらロンドンを目指したい」と、4年後のオリンピック出場に意欲を見せた。
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