青春群像ミュージカル「フェーム」のリメイク作が今秋撮影!
2008年8月20日 12:00
[映画.com ニュース] ニューヨークの芸術学校に通うスターの卵たちの青春群像を描き、80年に大ヒットしたミュージカル映画「フェーム」(アラン・パーカー監督)のリメイク企画が始動したようだ。
MGMと共同で製作するレイクショア・エンターテインメントの社長兼プロデューサー、ゲイリー・ルチェッシ(「ミリオンダラー・ベイビー」「エミリー・ローズ」)が、米映画サイトCollider.comに明かした。そのリメイク作は米MTVのTVシリーズ「Dance Life」で高い評価を受けた新鋭のケビン・タンチャローエン監督のもと、09年9月に全米公開を目指して、今秋11月よりニューヨークとロサンゼルスで撮影に入るという。
同作の予算は2500万~3000万ドル(最大約33億円)。アリソン・バーネット(「ブラックサイト」)が執筆した物語は、オリジナル版と同じで、ニューヨークの芸術学校に通う若者たちの青春群像を描く。もちろん、まったく無名なキャストが配役される予定だ。
気になる歌曲について、ルチェッシは「使おうとしている主題歌『フェーム』以外は、新しい歌が使われることになる」とも語っている。
オリジナル版では、アイリーン・キャラが歌った主題歌「フェーム」が爆発的に大ヒットし、アカデミー歌曲賞を受賞。また、映画版の登場人物のままでTVシリーズ「フェーム/青春の旅立ち」(82~87)が制作されたほか、マイアミ、ウエストエンド、ブロードウェイで舞台化されてロングランヒット。さらに、「セイブ・ザ・ラストダンス」(01)や「ステップアップ」(06)といった青春ダンス映画を誕生させるきっかけになった。今回のリメイク版で、“本家”の底力を見せつけてほしいものだ。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)