ドランク塚地、「ハンサム★スーツ」舞台挨拶でチーム・ブサイクに
2008年8月7日 12:00
[映画.com ニュース] ドランクドラゴン塚地武雅が“ハンサム・スーツ”で谷原章介に大変身!? 「ブスの瞳に恋してる」の人気構成作家・鈴木おさむが脚本を手がけるラブコメディ「ハンサム★スーツ」の完成披露試写会が、8月6日に東京・神保町の一ツ橋ホールで開催され、主演の谷原章介&塚地武雅、北川景子、森三中の大島美幸、鈴木おさむ、監督の英勉が舞台挨拶を行った。
定食屋「こころ屋」を営む心優しいブサイク・大木琢郎(塚地)は、彼女いない歴33年の独身。美人の新人アルバイト店員・寛子(北川)に告白するも、あっさりフラれてしまう。そんなある日、着るだけでハンサムになれる不思議なスーツを手に入れた琢郎は、スーツに袖を通した瞬間に目の覚めるようなハンサムな男(谷原)に変身する。
舞台挨拶が始まるや、司会者から「チーム・ハンサムの谷原章介さん、北川景子さん」という紹介で登場した谷原と北川に続き、「チーム・ブサイクの塚地さん、大島さん」と、前者とは明らかに差別されながら登場した塚地と大島。「第一声を発する前にこんなに“ブサイク”を連発されたことはない」と嘆いていた塚地だが、そのうち開き直ってきたのか「ブサイクと言われる人は数多くいるが、その中から勝ち残ったブサイクであるということを、ブサイクなりに理解している、(僕の)ブサイクな演技を見てほしい」と自らブサイクを連発して笑いを取っていた。
その後も塚地の自虐ネタトークが続き、「もしハンサムになれたら何をしたい?」という問いには「ナンパですね。学生時代にナンパしようとして『ちょっとすいません』の『ちょっと……』と言いかけた時点で(相手が)『ムリムリムリ!』と拒否してきた(笑)」と、ブサイクゆえの苦い思い出を明かした。それを隣で聞いていた谷原が、「僕はナンパしたことがない。(女性から)される方だから」とモテ男ぶりを話すと、塚地は「そのセリフ言ってみたい! でも僕が言うと違う意味になってしまう(笑)」と心底羨ましそうにしていた。
「ハンサム★スーツ」は11月1日より全国ロードショー。