アンジェリーナ・ジョリー主演作「ウォンテッド」は3部作に?
2008年7月9日 12:00
[映画.com ニュース] 現在、全米で大ヒット中のアクション映画「ウォンテッド」(9月20日日本公開)が、3部作になりそうだ。
マーク・ミラーの人気グラフィックノベルを、アンジェリーナ・ジョリー&ジェームズ・マカボイ主演で映画化した同作は、製作費7500万ドル(約80億円)とアクション映画としては控えめな予算で製作されているものの、ロシア人のティムール・ベクマンベトフ監督(「ナイト・ウォッチ」)の過剰なバイオレンス演出が受けて、全米公開からわずか10日間で興収9000万ドル(約96億円)を突破。続編製作が確実と見られるなか、米映画サイトCinema Blendは、ある情報源の話として、3部作として準備が進められていると報じた。
「ウォンテッド」は、マカボイ演じるうだつの上がらないサラリーマンが、謎の暗殺者組織“フラタニティ”にスカウトされ、女性スナイパーのフォクシー(ジョリー)により殺し屋のノウハウを学び、少しずつ変貌を遂げるさまが描かれているが、同サイトによると、続編2作では主人公が暗殺者として世界を股にかけて活躍する姿が描かれることになるという。第1作に出演したマカボイ、テレンス・スタンプの続編出演はすでに決まっており、アンジェリーナ・ジョリーも部分的に出演すると伝えられている。
なお、ジェームズ・マカボイは、ギレルモ・デル・トロ監督の「ホビット」(2010年公開予定)で、主役のビルボ・バギンズ役を演じると噂されている。