「スピード・レーサー」Jプレミアに巨大スクリーン出現!
2008年6月30日 12:00

[映画.com ニュース] 「マトリックス」シリーズのアンディ&ラリー・ウォシャウスキー兄弟監督が、日本の名作アニメ「マッハGoGoGo」を実写映画化した「スピード・レーサー」。その7月5日の公開に先立ち、6月29日、東京・水道橋の東京ドームでIMAXプロジェクターと縦17.5メートル×横40メートルの世界最大級スクリーンが設置されたスーパープレミアが開催され、主演のエミール・ハーシュと共演の真田広之が、マッハ号の等身大レプリカ前で舞台挨拶を行った。
亡き兄の遺志を継いだ天才ドライバー、スピード・レーサー(ハーシュ)は、レースの裏側に潜む陰謀や、刺客として次々と送り込まれるドライバーたちとの死闘を乗り越え、家族と恋人トリクシー(クリスティーナ・リッチ)に支えられながら正体不明のレーサーX(マシュー・フォックス)と手を組んで、愛車マッハ号と共に兄の命を奪ったクロスカントリー・レースに挑むが……。
巨大スクリーンを前にしたハーシュは「この映画は、こういう大きなスクリーンでこそ楽しめる映画だよ」と大興奮。つらかった撮影については、「マッハ号の操縦シーン。狭いシート(レーシングカーの車両力学をシミュレートした油圧駆動のジンバル台に乗せられた実物大のコックピット)の中で演技したんだけど、シートが動き回るので、乗り物酔いで吐かないようにするのが大変だったんだ(笑)」とお茶目な秘話を明かした。
レースで不正を行い、大金を儲けようと企てるミスター武者を演じた真田は、いつかウォシャウスキー兄弟と仕事がしたいと思っていたそうで「作品毎に映像革命を起こしている監督。どのようにビジュアルが紡ぎ出されているかを目の当たりにして、いろいろ勉強になりました」と“革命児”とのコラボを楽しんだ様子。また、全編ベルリンで撮影されていることにも触れ、「ハリウッド大作でありながら、独特なクリエイティブ空間でした。アットホームであり、アーティスティックな現場でしたね」とハリウッドでも活躍する俳優らしい発言も。見どころについては「原作ファンもそうでない方も、どの世界にも通用する普遍的なドラマ。グランプリのシーンはエキストラの俳優たちに負けないくらい、ハーシュ演じるスピードに声援を送ってあげてください」とPRした。
「スピード・レーサー」は7月5日より公開。
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