「スピード・レーサー」全米公開!冒頭7分間が米Yahoo!で公開
2008年5月12日 12:00

[映画.com ニュース] ウォシャウスキー兄弟の話題作「スピード・レーサー」が5月9日全米公開され、そのプロモーションの一環か、同作のオープニングの7分間映像が米Yahoo!で公開された。
その映像は、主人公スピード・レーサー(子役)の小学生時代の描写から始まる。勉強そっちのけでカーレースのことばかり考えているスピードは、授業が終わった途端に教室から飛び出し、迎えに来たカーレーサーである兄レックスの愛車“マッハ号”に乗せてもらい、兄にダダをこねてレース用オーバルコースを一緒に走行。そしてマッハ号が加速した瞬間、大人になったスピード(エミール・ハーシュ)のレースシーンに切り替わるというものだ。
勉強が手につかず、鉛筆片手に教室の座席で貧乏ゆすりしている小学生のスピードが妄想の世界へとのめり込んでいくシーンは、スピードが描いた落書きの世界(「マトリックス」のコンセプチュアルデザイナーのジェフ・ダロウの小学生の娘が描いたそうだ)と融合するし、大人のスピードが参戦するレースシーンはめまぐるしくカットが変わるが、そのカット一つ一つが日本製アニメ「マッハGoGoGo」と全く同じ構図になっているという手の込みよう。この7分間だけでもウォシャウスキー兄弟らしい驚異の映像マジックがふんだんに盛り込まれており、見応えは十分だ。
とりわけ目に付くのはその色使い。派手な色合いが細部にわたって広がり、空の描写にいたるまで、独特の世界観を作り上げている。また、小学生時代に描かれる町並みは、アニメの一部をそのまま切り取ってきたかのようなミッドセンチュリー風の大胆な色使いで、原作ファンにはたまらない映像となっている。
さらに、MTV.comでも「スピード・レーサー」の4分間の映像を公開している。こちらはピ(Rain)らが登場するラリーシーンが中心で、インタビュー映像なども散りばめられている。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

日本よ、これが本物の“悪”だ
【拷問、殺人、裏切り、粛清】超刺激的な“史上最大ヒット作”、観たらすごかった…!
提供:JCOM株式会社

何だこのむちゃくちゃ“刺さる”映画は!?
【尋常でなく期待してる】人類滅亡…“命より大事な誰か”のためなら自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー

阿部寛、今度はAIを騙す、10秒で。
【クセ強演技の達人芸】予告編だけでこんな観たくなること…ある!?狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映