上海国際映画祭出品も決定!「築地魚河岸三代目」初日舞台挨拶
2008年6月9日 12:00

[映画.com ニュース] “日本の台所”と呼ばれる東京・築地市場で働く人々の生きざまを描く同名人気コミックを、大沢たかお主演で映画化した人情ドラマ「築地魚河岸三代目」。公開初日を迎えた6月7日、東京・有楽町の丸の内ピカデリー2にて、大沢たかお、田中麗奈、伊原剛志、森口瑤子、伊東四朗、松原信吾監督が舞台挨拶を行った。
映画は、エリート商社マンを辞め、恋人(田中)の実家である築地の仲卸店を手伝うことになった主人公・赤木旬太郎(大沢)が、魚河岸のしきたりや人間関係に悪戦苦闘しながらも成長していく姿を描く。本作は「男はつらいよ」「釣りバカ日誌」に続く松竹の新たなシリーズ作品として決定しており、今秋には第2作の撮影が開始されるという。
この日駆けつけた多くの報道陣を前に、大沢は「マスコミがめちゃくちゃ多いけど、誰か何かしたのかな?(笑)」と驚いた様子を見せ、「自分の代表作と言える作品になった。映画を見て気に入ってくれたお客さんは、ぜひ2作目も見て欲しい」と、寅さん、ハマちゃん&スーさんに続く人情シリーズ“三代目”としての意気込みを語った。
また、大御所の伊東もこの映画にかける想いは相当強かったようで、「毎朝お日様に手を合わせて好き勝手なことをお願いするのが習慣なのだが、今日だけは『この映画にたくさんのお客さんが集まってくれますように』とお願いした」と話す。さらに伊東は、「先日、三谷幸喜さんに会った時に、あちらの映画(同日初日を迎えた『ザ・マジックアワー』)の招待券を貰ったが、すぐにこちらも(本作の招待券を)渡しましたよ(笑)」とライバル作品の監督とチケット交換していたことを明かした。
全国劇場にて公開中の「築地魚河岸三代目」は、今月14日に開幕する第11回上海国際映画祭のコンペティション部門に出品することも決定し、15日には大沢と松原監督が現地で舞台挨拶と記者会見に臨む予定だという。大沢は「日本の良さを伝えてきます。続編も決まっている“僕の代表作”ですし、末永く愛していただけたらうれしい」と抱負を語った。
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