ウエンツがクールビズ呼びかける。環境省×「鬼太郎」タイアップ
2008年6月5日 12:00
[映画.com ニュース] 水木しげるの妖怪漫画を実写化した第2弾「ゲゲゲの鬼太郎/千年呪い歌」が、環境省が提案する「クールビズプラス」に一役買うことになった。6月4日、東京・六本木の東京ミッドタウンで行われた環境省とのタイアップイベントに、同作の主人公・鬼太郎を演じるウエンツ瑛士と本木克英監督が登場し、集まった観客にクールビズを呼びかけた。
従来のクールビズに、自分なりに出来る温暖化防止アクションをプラスするという意味の「クールビズプラス」のイベントにちなんで、ウエンツと本木監督はセミフォーマルなクールビズスーツで登場。「自分だけではなく相手にも涼しい印象を与える服装であることが大切」とクールビズスタイルについて語るウエンツは、地球温暖化防止への取り組みを聞かれると、「電気代はいつも気にしているし、最近は自転車での移動が増えた。環境問題を意識して始めたわけではないが、これもCO2削減につながればいいと思う」と話す。
「人間と、自然の象徴的存在である妖怪の共生」がテーマの本作では、妖怪たちは自然破壊を繰り返す人間に警鐘を鳴らしている。本木監督は「妖怪は恐ろしいものだと思っているかもしれないが、自然が豊かじゃないと妖怪は存在できない。今回は、大妖怪ぬらりひょん(緒方拳)が、人間が環境に対してやってきたことを問いかけ、鬼太郎もそれを考えるというシリアスな内容になっている」と語り、ウエンツも「人との出会いやつながりがテーマの映画でもある。クールビズも1人がやったことが皆につながって大きな形になるはず」と、環境問題の意識を高めるようメッセージを送った。
「ゲゲゲの鬼太郎/千年呪い歌」は全国公開される7月12日から1カ月間、丸の内ピカデリーほか100館以上の上映劇場で、室内の設定温度を通常より2度高くするなど、劇場に足を運ぶ観客に向けてクールビズを推奨する。
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