「お尻に自信アリ!」リリー・フランキー主演「ぐるりのこと。」
2008年5月9日 12:00

[映画.com ニュース] 「ハッシュ!」の橋口亮輔監督が6年ぶりにメガホンを取った新作「ぐるりのこと。」のプレミア試写会が、5月8日に東京・有楽町の有楽町朝日ホールで開催された。主演のリリー・フランキー、木村多江、橋口監督が上映前に舞台挨拶を行った。
映画は、バブル崩壊から21世紀にかけて社会が激変した時代を背景に、実際に起こった犯罪・事件を織り込みながら、ある夫婦が辿る希望と再生の10年間を見つめる大人のラブストーリー。「ぐるりのこと。」の“ぐるり”とは「私たちの身の回りで起こる様々な出来事」という意味を指し、橋口監督は「人間の世界に起こる様々なこと、結婚や出産、殺人など犯罪も含め、すべてをひっくるめて描きたかった」とタイトルに込めた想いを明かした。
法廷画家として様々な事件に立ち会いながら、子供を失った悲しみから精神を病んでいく妻・翔子を優しく支える夫・カナオに扮したリリー・フランキーは、「劇中で全裸になってるんですけど、お尻の形には自信があります」とジョークを交えつつ、「翔子とカナオの夫婦のように“しっかり繋がっている”という安心感の下で、人は豊かに生きていける。こういう奥さんと『富士そば』(立ち食いそば屋)とかに行きたいなと思いました(笑)」と、理想の夫婦像について話した。
大きな悲しみから心を病み、やがて力強く再生していく翔子を演じた木村は、実生活では今年2月に長女を出産するという“ぐるりのこと”を体験したばかり。「皆さんに支えてもらって、私はひとりで生きているんじゃないと思いました。そういう財産ってとてもありがたいことだと改めて感じます」と復帰直後の心境を語った。
そして橋口監督からは、「リリーさんと木村さんは、演出や役作りでは絶対に表現できないような素晴らしい表情をたくさん見せてくれた。そんな2人の表情を自分自身の時間と重ね合わせて見ることができると思うので、(この映画が)皆さんの大切な何かになってくれたら嬉しいです」とメッセージが送られた。
「ぐるりのこと。」は6月7日より全国ロードショー。
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